2006年 08月 07日
フランス旅行記2006 ~2e jour~ |
ニース旧市街
午前中、ニースの旧市街を練り歩く。腹ごしらえに"Le Pain Quotidien"というカフェに入る。どうしても行ってみたかったカフェ。ここは、キャトルセゾンがやっている神戸のカフェ・キャトルのモデルになったお店だという。(←こちらには行ったことないけど・・・)中に入った途端、朝っぱらだというのに、ボルテージが一気に上がってしまった。「なに!?このステキな空間は!!」天井にとどくほどの高い木の棚には、紅茶やジャムが並べられ、テーブルの上には、塩コショーのほかにオリーブオイル、バルサミコ酢、パンにつけるための何種類ものコンフィチュールが並んでいる。サラダを自分の好きなように味付けできるらしい。そして特筆すべきは、絞りたてのオレンジジュースとカフェオレボールに注がれたカフェオレの美味しさ。「これがフランスのpetit dejeunerよね♪」と、完全にノックアウトされてしまった。
コーサレヤ市場の朝市。ホテルで食べるチェリーとフランボワーズを購入。見るからにプリプリしていて美味しそうだったので、歩きながら食べていたら、ホテルに帰る頃にはほとんどなくなってしまっていた(苦笑)。そうそう、フランボワーズはベリーそのものよりも、ベリーボックスを持って帰るのが楽しみで買ったのに、ホテルの部屋でチェリーの種と一緒にベリーボックスが捨てられていた・・・・・「ちょっとーーー!誰、このボックス捨てたの!」誰って・・・そんなのダンナしかいないのだが・・・ったく、こういうものが帰ってからのお楽しみなのに、わかってないなぁ。(でも、ダンナからしたらゴミ以外の何物でもなかったのだろう。)
ニース名物のソッカ。お好み焼きの具ナシ?とでも言えば通じるだろうか。ニースでも一番の人気という"Rene Socca"というお店に行く。大きな鉄板の上で焼き、お姉さんが豪快にヒビを入れながらお皿に盛っていく。一皿2ユーロだったかな。お姉さんがソッカを焼きながら、隣に並んでいたピザの具をパクパク食べていた。。あの~、それ売り物ですよね?・・・きっとフランスでは、当たり前の光景なのかな・・ハハ。ここでお手洗いを借りたのだが、入るなり、女性用トイレか確認するのに一度外に出て確かめてしまった・・・なぜかというと、洋式便器なのだが、便座がないのだ!!わかります!?日本でいう便座があがった状態のものがただ置いてあるだけ。しかたないので、空中イス状態で頑張りましたが、フランス人はどうやって用を足しているのでしょうか?座ったら、確実にオシリ落ちますよ。。。
Eze
午後はレンタカーでコートダジュールをドライブ、エズに向かう。Ezeはコートダジュールにそびえ立つ、崖のまわりに張り付くようにしてできた村。一番上にある熱帯植物園からの眺めは素晴らしく、ため息がでてしまうほど・・・。そこで、この日はじめて日本人を見かけた。あちらも珍しいと思ったのか、話しかけてきてくれた。東京からきているご夫婦で、ニース行きバスの時間まで、この絶景を見ながら時間つぶしをしているそうだ。私たちはレンタカーできていたので、「ご一緒にニースまでどうですか?」と、のどもとまで出かかったが、敢えて口にしなかった。それでなくても、危険な海外での運転。はじめての道で道路標識もよくわからず、はじめての車、しかもマニュアルで左ハンドル、右走行である。私達は、危険を承知のうえ、それでも自分達の行きたいところに行けるからと車での移動を選んでいるが、今会ったばかりの方をそんな危険にさらすワケにはいかない。「Bon voyage!」の声をかけあい、エズを出発した。
Monaco
まだまだ明るかったので、もう少し先のモナコまで向かう。モンテカルロの中心地、グランカジノ前。さすがに高級リゾート地。道行く人が皆、セレブに見える。事実、モデル!?と間違えるような美しい人が多かった。一人10ユーロでグランカジノの中に入れるそうなので、ここまできたことだし、場違いだとは思いながらも入ってみる。(夜8時以降は観光客は入場できないらしい。夜はホントのセレブが集まるのだろう。)ルーレットの場に人が取り巻いていたので、とりあえず見物。隣にたっていたTシャツにジーンズの若造。連れの彼女のバッグには財布でなく、バッグにそのまま札束がゴロゴロ入っていた、日本円の厚みでいうと、300万円分くらい・・・・・びっくり。こんな若造が・・・しかも、30万円分くらいの厚みのユーロ札をぼんぼん出していく。世の中には、こういう人種もいるんだなぁ、叶姉妹だけじゃないのね・・。中にはちゃんと庶民のための遊び場も用意されていた、スロット台だ。申し訳程度に20ユーロ分両替してカジノデビュー。・・・・・3分でなくなる、虚しい。。
by blanc_pj
| 2006-08-07 23:13
| 2006夏 南仏&パリ旅行