petit journal:2008冬 アルザス&パリ旅行
2010-02-12T00:18:20+09:00
blanc_pj
日々の暮らし 大好きなフランス
Excite Blog
Paris
http://petitjour.exblog.jp/12131136/
2010-02-12T00:18:19+09:00
2010-02-12T00:18:20+09:00
2010-02-11T17:16:27+09:00
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2008冬 アルザス&パリ旅行
パリは3泊4日したけれども、初日にホテルに到着したのは18時だったし、最終日にホテルからCDG空港に向かったのも14時30分頃だったので、丸々パリを楽しめるのは2日しかない。2日あるといっても、地方では重くなるからといってお土産をほとんど買っていないので、どうしてもお土産選びにかなりの時間を要してしまう。お土産ばかりに気がいって、帰国して自分のものはほとんど何も買っていなかった、なんてことが多々あったのだが、以前読んだ本で(題名失念・・・)「海外旅行に行くお金と時間と労力を考えたら、他人のお土産選びに時間を要するなんて、なんと馬鹿げたことだろう」とあり、なるほど、おっしゃるとおりだなと思った。両親や友達ならともかく、会社のみなさんに~とか女子の先輩同僚に~とかね。なので、パリではほとんど観光らしいことはせず、ひたすら街歩き&美味しい食事。
今回も観光はアンヴァリッドしかしなかった。かなり美化されている(であろう)ナポレオン像。ナポレオンの棺は大理石、マホガニー、黒檀などで5重くらいになっているそう。とにかく大きくて重厚なものだった。賛否両論あるだろうけれど、フランス人にとっては特別な英雄なんだろうな。ナポレオン・・・名前はよく知ってるけど、実際何を成し遂げた人かなんてあまり詳しくわからないよね(私だけ?)。私は「ベルバラ」の著者、池田理代子さんの「栄光のナポレオン」というマンガでナポレオンの偉業を学んだ(笑)。このマンガに出会う前は、恥ずかしながら「ナポレオン?フランス革命で活躍した人でしょ?」と答えてしまうぐらい無知だった。そんなマンガを読んだ後だったので、アンヴァリッドはとても感慨深いものがあった。
今回の旅で一番楽しみにしていたもの・・・そう、オペラ座でのバレエ鑑賞!!今まで夏のバカンスシーズンだったり、あまり興味のないコンテンポラリーが上演されていたりで、せっかくパリにまで来ているのに、一度もパリオペの舞台を見たことがなかったのだ。初鑑賞で演目はライモンダ、盛り上がらないわけがない。しかもHPでの発表によるとオーレリ・デュポンがライモンダを踊るという。ウキウキしながら入り口でもらった配役表を見ると・・・ライモンダ役にオーレリの名前がない。そこにあるのはDorothee Gilbertドロテ・ジルベールの名・・・っていうか、誰?その当時は今ほどパリオペに興味があったわけではなく、オペラ座と言ったら、ルグリとオーレリ、ぐらいしか知らなかったのだ。すっかり意気消沈してしまっていたが、舞台が始まると、そんなネガティブな気分は一瞬にして吹っ飛んでしまい、ドロテの踊りを目にした瞬間、ぐんぐんとその魅力にはまっていっているのが自分でもよくわかった。(YouTube映像はRaymondaのアンリエット役のもの。一番はじめに踊っているのがドロテです。抜群のテクニック、そのうえなんてCuteなのっ♪)さすがパリオペラ座。衣装も大道具もコールドバレエも本当にすばらしく、夢のような一夜だった。ホテルの部屋に帰ってきてもしばらく興奮が冷めやらず、一晩中ずーっとプログラムを眺めていた。
この日以来、すっかりドロテにはまってしまい、友達とDVDを貸し借りしながら、主役そっちのけで、まだエトワールではなかった頃のドロテばかり目で追うようになった。そして来月のパリオペラ座の来日公演、もちろんドロテが主役を踊る日のジゼルのチケットを買った(高かった・・・(>_<))。今からとっても楽しみだ。
これでアルザス&パリの旅行記も終わり。ふ~~っ、かなり時間がかかってしまった。。これでやっとボルドーの旅を振り返れそうだ(苦笑)。
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5日目 Colmar→Paris
http://petitjour.exblog.jp/12130551/
2010-02-11T15:42:00+09:00
2010-02-11T15:56:06+09:00
2010-02-11T15:09:52+09:00
blanc_pj
2008冬 アルザス&パリ旅行
コルマール、「ハウルの動く城」のモデルになったという街。本当にかわいらしい家ばかりだった。今にも崩れ落ちるんじゃないか?ってくらい傾いてたりするんだけど、お隣さんと補強し合いながら(?)絶妙なバランスで保たれている。ここはpetite venise(小ベニス。運河沿いだからベニス?)と呼ばれる界隈。泊ったホテルはこの運河のすぐそばだった。コルマールのマルシェでプリッツェルを食べたらとても美味しく、パリに行ってもアルザスの味を食べよう!といくつも買い込んだら、パリについた時にはもうガッチガチになってしまっていた。。。
こちらはサンマルタン教会。ウロコのような屋根がとても印象的。この地方独特のものなのかな?ブルゴーニュ地方もこれと同じような屋根の建物があった気がする。
お昼ごはんにタルトフランベを食べ(またかよっ!?)パリへ出発!!
コルマールにとまるTGVは本数が少ないので、鈍行列車でストラスブールまで戻る。ストラスブールからパリまでは世界最速のTGV東線が走る。一昨年ぐらいまでは4時間かかったストラスブール→パリ間は2時間30分弱で着くようになった。内装はクリスチャン・ラクロワが手掛けていて、私達が乗った2等車は赤と紫のインテリアで、車掌さん達の制服はグレーと紫!かっこよかった~~♪やっぱりお国柄ってやつでしょうか・・?どうしても新幹線と比較してしまう。
夕方にはパリに到着。やっぱりパリはいいなぁ♪
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4日目 Kaysersberg→Turckheim→eguisheim→Colmar
http://petitjour.exblog.jp/11299406/
2009-10-06T14:22:00+09:00
2009-10-06T15:53:25+09:00
2009-10-06T14:22:47+09:00
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2008冬 アルザス&パリ旅行
カイゼルスブルグ。朝ごはんを食べ終えてから村を散策。10分も歩けば村を一周できてしまうほど小さな村だ。こんな小さな村で日本人のご夫婦に出会った。ダンナ以外の日本人との会話、やっぱりホッとする。ご主人はカイゼルスブルグのレストランで働いているそうだ。あの時は、こんなかわいらしい村で生活できるなんてうらやましぃ・・・と思ったが、実際は大変だよね、東京に比べたら楽しめる場所なんてほとんどないに等しい。私にはムリな話だ。
私が旅でコレクションしているものがコレ。Le autocollant(ステッカー)だ。スーツケースにベタベタ貼っているので空港でピックアップするときも一目瞭然。見るたびにニンマリしてしまう自慢のコレクションだ。「Vous avez le autocollant ?」(街のステッカーありますか?)、雑貨屋やみやげもの屋に入るたび聞いて回ったが、ここカイゼルスブルグでは「あ~今はもうないねぇ。」の返事ばかり。。。もう流行じゃないのかな?・・・っていうか、こんなものに流行り廃りないと思うんだが。一度探し出すと、絶対に見つけてやる!と意地になってしまい、村中のお店を回ったんじゃないかというぐらい探しまわり、ようやく一軒取り扱っている店を見つけた、一件落着!・・・と時計を見ると、予定の時間を大幅にオーバーしてしまっている。今日はあと2つの村をまわってコルマールまで行く予定なのに..。
【Turckheim】
次に向かったのはTurckheim、チュルクハイムだ。今でも夜警の習慣が残っている数少ない村だ。村のシンボル的存在なのだろう、いたるところに夜警のモニュメントがある。残念ながら、10月末までしかやっていないので見ることはできなかった。ここでお腹をすかせたダンナが電池ギレとなってしまい(そういえばオトコラン探しでランチを食べていなかった・・・すまぬ)、村の入り口の雑貨屋兼ビストロに入った。初日のベックオフの大失敗後も、アルザスで美味しいものにありつけてない私達・・・。そろそろアルザスの煮込み系料理にも飽きてきた。誰か~何か焼いたものを食べさせてくださいっっ!
「私:何か焼いた料理はありますか?」「ご主人:アルザスに焼いた料理はないね。」・・・・・撃沈。。アルザス特産のフォアグラもさー、テリーヌじゃなくて焼いた方が絶対美味しいって。。ダンナは渋々煮込み系を、私は強いて言えば焼き系?のタルトフランベを注文・・・タルトフランベ、もう3回も食べてるけど、他に注文したいものがないから仕方がない。タルトフランベは薄いピザ生地に、玉ねぎ、ベーコン、サワークリームをのせて焼いたピザのようなものでアルザスでは有名な料理だ。何の気なしに入ったお店だったが、タルトフランベも美味しかったし、ダンナの料理もなかなかのお味だったようだ。
【Eguisheim】
コルマールにどうしても16時には着きたかったので、次のEguisheimを見る時間がほとんどなく、車を降りて村をふらっと歩いただけで終わってしまったため、正直あまり印象がない。
【Colmar】
≪画像はHPより≫
Colmarに早く着きたかったのは、Unterlinden美術館へ行くためだ。明日は休館日なので、今日しか見るチャンスがない。美術館に着いたときには閉館まで1時間をきっていたので、まずは絶対に見たかったイーゼンハイムの祭壇画へ。この美術館は以前修道院として使われていた建物で、イーゼンハイムの祭壇画はちょうどチャペルだった場所に展示されていた。宗教画を見ると、なんとなく背筋がぞぞっとするような感覚を覚えてしまうのだが、この祭壇画を見たときはMAXにぞぞっとした。凄みがあるというかなんというか・・・・・とにかく描写がとてもリアルで、横たわるキリストが実物大で描かれている図なんかは実際に自分の目の前に倒れているのではと錯覚してしまうほどだった。あまりに大きな祭壇画なためか、いくつかにわかれて設置されていて、その一つ一つをじっくり見ていたら閉館時間がきてしまった・・・・・なので、ここ以外はほとんど見れずに終わってしまった。それでもこの祭壇画が見たくて、ここまでやってきたのだから良しとしよう。コルマールにお出かけの方、必見です!!祭壇画以外もキリスト教に関連した彫像が多く展示されていて、とても宗教色の強い美術館だった。
コルマールの駅でレンタカーを返却し、明日のパリ行きのTGVの切符を買うために列に並んだ。何にそんなに時間がかかるのか、一向に先に進まない。20分ほど経った頃だろうか?窓口係の女性が立ち上がったと思ったら、ガラガラガラ・・・・なんと窓口のシャッターを閉めてしまったのだ!なんてことだ・・・C'est tres Francais...旅先の貴重な20分を返せ~!怒りを通り越して、2人でおかしくて笑ってしまった。まわりのフランス人も肩をすくめてみせるだけで、文句も言わずに隣の列に並びなおしていた。いやー、大人ですな。。(実際は大人というよりも慣れの問題だろう。)
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3日目② Ribeauville→Riquewihr→Kaysersberg
http://petitjour.exblog.jp/10747109/
2009-07-31T21:56:09+09:00
2009-07-31T21:56:08+09:00
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2008冬 アルザス&パリ旅行
Niedermorschwihrを出発しRibeauvilleリボーヴィレに向かう。フェルベールさんのお店で嬉しいハプニングがあったおかげで、かなり予定より出発時間が遅くなってしまった。この時期は4時を過ぎるともう日が暮れてきてしまうので、実際に街歩きできる時間が夏に比べて5時間ほど少なくなってしまうのが難点だ。夏、暑い日に歩き回るとそれだけで体力を消耗するので、ダンナは冬の旅がいいというが、やっぱりこの5時間の差というのは大きい。リボーヴィレに着いた頃にはだんだんと日が暮れてきていた。村に入る入口に無料の大きな駐車場があるので、そこに車を停める。ストラスブールやコルマールとちがって、小さな村は週末しかmarche de Noelが開催されていないところがほとんどなので、日程を組むときには要注意。ストラスブールのような賑わいはないけれど、それぞれのおうちで飾りつけがされていたりして、歩いていると、とても気持ちが和む。
散策中に楽しいものを発見。犬の落し物を入れるためのビニール袋が置いてあるのだ。しかもご丁寧に、使い方の指導つき。記念に2枚ほどもらってきたが、「道路に捨てないでくれてありがとう」だって!さすがフランス。
【Riquewihr】
Ribeauvilleから車で10分ほどのRiquewihrリクヴィルへ向かう。途中、ワイン街道沿いでコウノトリの大群を見かけた。プロヴァンスのセミのように、アルザスではコウノトリが幸福をもたらすシンボルとなっている。お土産品もコウノトリグッズがたくさん!レストランでワインを飲むと必ず出てきた脚の部分が細長い緑色のワイングラス、アルザス独特のものでその名もcigogne、コウノトリというらしい。ステキだったけれど、あまりに華奢ですぐに割れてしまいそうだったので、もっと脚の部分が太くずっしりしたワイングラスをおみやげに。ダンナに、私にはこちらがお似合いだと言われ・・・どういう意味だ(怒)。。6脚で11ユーロ、安い。
リクヴィルに入るのが大変だった。村のず~っと手前から路上駐車してあり、あまり手前まで行くと駐車できなくなりそうだったので私達も手前で路駐する。村に入るとあまりの人の多さにびっくり!こんな小さな村にこんなにたくさんの人が押し寄せるとは・・・でも、すぐに納得。村のメイン通りはmarcheがずらりと並んでいて、歩いているだけでなんとも幸せな気分になってしまう。すっかり日も暮れて村中がライトアップされた様子は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだのではと錯覚するほど美しかった。つくづく、カメラの故障が悔やまれる・・・はぁ。。リクヴィルではたくさんアルザスワインを買い込んだ。なかでも、Hugelのお店では、跡取り息子(イケメン)があれこれ試飲させてくれて、帰るときにはネーム入りのワインオープナーをプレゼントしてくれた。キリンビールのネーム入り栓抜き(よく居酒屋にありそうなやつ)と大差ないかもしれないけれど、私にとっては、とっても大切なアルザスの思い出の品だ。
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3日目① Niedermorschwihr
http://petitjour.exblog.jp/10621346/
2009-07-15T13:11:35+09:00
2009-07-15T13:11:35+09:00
2009-07-15T13:11:35+09:00
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2008冬 アルザス&パリ旅行
ストラスブール最後の朝。部屋からの風景。白く光っているものはバカラのシャンデリアで、この通りはノエルの間、10数個のバカラのシャンデリアが飾られるらしく、昼も夜も観光客でいっぱいだったが、さすがに朝7時頃は誰もいないようだ。日本では7時なんてとっくにみんなが活動し始める時間だが、地方だからかもしれないけれど、フランス人は朝が遅いらしい。
朝7時頃の大聖堂の様子、ホテルの部屋から撮影。大聖堂は夜中ライトアップされていて、もともと石の色がかなり赤みがかったローズ色をしているので、朝焼けとライトアップに照らされた大聖堂は本当に燃えるような赤色で、とっても印象に残っている。
こちらはMaison Kammerzellというレストラン。ホテルも経営してるらしい。ストラスブールで最古の建物だそうで、確かに今にも崩れ落ちそうな雰囲気・・・。私達が泊まった部屋はちょうどこの建物の目の前だったので窓から外を眺めると、レストランの厨房で忙しそうに働いている人々を見ることができ、とても楽しかった。
ホテルをチェックアウトしトラムでストラスブールの駅へ向かう。駅のAVISでレンタカーを予約しているのだ。ストラスブールの街中にもレンタカーがあったが、ちょっと面倒でも駅や空港に行ってレンタカーを借りるようにしている。いきなり交通量の多い公道を走るのはちょっと怖いから・・・。ストラスブールの駅は、おととしTGVが開通したのと同時に新駅舎が建てられた。元々あった駅舎をそっくりそのままガラスで覆った形、見た目は蚕の繭みたいな感じ。フランスはこういった新旧の建物の融合、みたいなものが本当に上手だと思う。東京中央郵便局・・・物議を醸したけど、どうなることやら。。。
【Niedermorschwihr】
ストラスブールからオートルートで南下して、コルマール経由でニーデルモルシュビルへ。そうっ、コンフィチュールで有名なChristine Ferberさんのお店に行くため!この日は日曜日で午前中しかあいていないのに、コルマールで迷子になったりしていたら、村に着くのが正午近くになってしまった。村に入るとなにやら行列が見えてきた。こんな田舎で行列ができるなんて・・・フェルベールさんのお店に違いない。近くの駐車場には大型バスなんかも停まっていて、かなり遠くの駐車場しか車を停めることができなかった。日本ではかなり有名人なので、多少は人がいるだろうと予測してたけれど、こんな行列ができるほどとは考えてもいなかった。仕方なく行列に並んでいると、行列には並ばず店に入っていってしまう人がいる。「村に一つしかない雑貨屋さんだっていうし、地元の人は並ばなくても入れるんだろう。」なんて日本人的発想でしばらく並んでたけど、限りなく正午に近づいてるし、ここまで車を飛ばしてきたのに入れないなんてことになったら最悪っ!しかもフランスだし、どれだけ人が並んでいようと今日はもう店じまいです、なんて言われかねない。・・・にしても、みんな並ばずに入っていくなぁ、ほんとにみんな地元人なの??とようやくあやしく思い始め、前に並んでいた人に聞いてみた「お店に入るために並んでいるのですか?」と。そうしたら「あらら違うわよ!お店にはそっちのドアから入っていいのよ!」ですと・・・もっと早く確認すればよかった(涙)。なにはともあれ、無事に店内へ。うわぁ~フェルベールさんのコンフィチュールがいっぱ~い♪本や雑誌で見た光景が今自分の目の前に・・・ん~感動の一瞬!!しかもここもノエルの飾りつけやノエルの為のお菓子がたくさん並んでいて、なんとも言えない幸せな気分だ。このときはどのコンフィチュールにしようか夢中で気にもとめていなかったけど、こんな田舎まで車をすっ飛ばし、正午までに絶対着かないと!と助手席で捲し立てられ、お店に入れば終始カメラマンに徹していたダンナ・・・感謝しなければバチがあたりそうだ。
日本ではちょっと躊躇してしまうお値段のコンフィチュールも5~6ユーロで売られていて、自宅用に、おみやげ用にとたくさん買い込んでしまった。そういえば、正午すぎでも人で賑わってるし、まだ謎の行列も並んでるし・・・行列もさっきよりは幾分人数が減ったので再度並んでみることにした。どうやら入口で紙コップとお皿を配っている様子。入口付近でスタージュ中の日本人の男の子がいたので聞いてみると、この日は年に一度、一般の方にキッチンを公開し、たくさんのスウィーツが無料でふるまわれる日だという!!なんとなんとっ、まったく予期していなかった偶然の嬉しいハプニングに、すっかり心躍る日本人2人!中に入ると、ちょうどクグロフをオーブンに入れる作業中だった。ショコラにケーキ、ショコラドリンク、ワインまでお昼ごはんいらないってくらいご馳走になった。そしてフェルベールさんとご対面♪握手したその手は私の3倍くらい厚みがあり、ふかふかで柔らかく、優しい人柄を物語るような手だった。
帰国後、私の実家へおみやげであげたら、後日実家で朝食のパンを食べているときにふと母親が「そういえば、フランスのおみやげでもらったジャム、もらったものにケチつけるのもあれだけど・・・あんまり美味しくなかったわ(苦笑)、ねっお父さん。」父「あ~、あのジャムかぁ~。ゴーゴー(アヲハタ55ジャムのこと)の方がおいしかったぞ。なんかうそっぽい味がしたもん。」だと・・・・・お~い!うそっぽい味って!!天然のものしか入ってないと思うのだが・・・(苦笑)。アヲハタで育った団塊世代の味覚には、どうやらあわなったようだ。斯く言う私も、アヲハタジャムは好きだ。小さい頃から慣れ親しんだ味、まさしく、これぞジャム、なのである。
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2日目 Strasbourg
http://petitjour.exblog.jp/10615352/
2009-07-14T15:28:00+09:00
2009-07-14T16:11:33+09:00
2009-07-14T15:28:55+09:00
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2008冬 アルザス&パリ旅行
ストラスブールのホテルは大聖堂前のHotel Cathedrale。15分おきに大聖堂からゴーンゴーンと荘厳な鐘の音が鳴り、その音で目が覚めた。なんてステキな朝なんでしょう・・・まるで中世に生きているかのようだった。ここのホテルは部屋の窓から大聖堂を見上げることができ、特にノエルの時期には大聖堂前のMarche de Noelの賑わいも見ることができ、このホテルを選んで大正解。街歩きで疲れたらホテルに戻って一休みできるし、夜も遅くまで賑わっていて治安の心配も無用。
朝ごはんはストラスブールで人気のサロン・ド・テ、Christianで。朝早いのに、お店にはたくさんのお客さんがいた。私はせっかくなので、アルザス名物のクグロフ、ダンナはクロワッサンを。名物・・・、昨日のベッコフの惨敗が一瞬頭をよぎるが、やっぱり名物を食べなきゃね!クグロフは想像どおりのお味、スゥイーツというよりもパンに近い感じ。サロン・ド・テというだけあって、インテリアは部屋中、紫色でコーディネートされていて、優雅な気分に浸るにはもってこいだ。
今回の旅の目的の一つ、Marche de Noel巡り。ストラスブールは偶然にも(というか、ねらってだけど)今日が初日。初日というだけあって、たくさんの人でごった返していた。大聖堂前にはたくさんの屋台?が出ている。中には「なぜ、ノエルの市でこれを売るか?」と理解に苦しむお店もあったけど、プレッツェル、キャンドル、サパンのお店もあったりして街中がノエル一色に。中でも特に気に入ったのが、Vin Chaud。ワインに砂糖、シナモン、レモンなどを入れたホットワインだ。プラカップに200ccか300ccぐらい入って2ユーロから4ユーロぐらい、お店によって値段も味も違う。普段そんなにワインをガブガブは飲めないけど、不思議とVin Chaudは何杯飲んでも酔わない。煮ているからアルコール分がとんじゃうのかな?外で冷えきった体が芯から温まる。アルザスにいた間、計7杯ぐらい飲んでしまった。大聖堂前のマルシェ、観光案内所の目の前のお店が一番おいしかった!
クレベール広場の特大ツリー。世界ではじめてのクリスマスツリーが、このクレベール広場のツリーらしい。昼もステキだけど、夜はもっとステキだった。
ストラスブールは観光スポットに歩いて周れるちょうどよい大きさだ。大聖堂周辺から歩いてプティフランスという地区へ。このあたりはアルザス特有の木組みの家がたくさん保存され、お花もいっぱい飾られていてまるで絵本の中を歩いているようだった。アルザスは今はフランスだけれども、ナチス時代にはドイツ領、その前はフランス領・・と国が何度も変わった地方。なので、土地の名前もどこかドイツっぽいところが多く、アルザス語の看板もたくさん見かけた。食べ物もドイツっぽいものが多かったかな・・・ドイツ、行ったことないけど・・・。その後、イル川の観覧船に乗って1時間のクルーズ。外は寒いのに船の中はとても暖かく、最後の方はウトウトしてしまって何を説明してもらったかイマイチ覚えていない。ちなみにこのクルーズ、きちんと日本語のガイドもあった。眠らずに聞いていれば、もっとストラスブールに詳しくなれただろう・・・。
Dinerは日本から予約しておいたL'atable77で。この時期は他の地方と違ってアルザス地方はハイシーズンになるので、夕飯の予約は事前にしておいた方がいい、とご丁寧にホテルからレストランリストが送られてきた。そのリストからよさそうなお店をピックアップし、HPで雰囲気のよさそうなこのレストランに決めた。プリフィクススタイルのmenuで、アミューズ、前菜、メイン、デザートで32ユーロ、夜でこの値段、かなりお得感がある。旅行先では、ついつい円で計算してしまい、この金額だったら日本でもっと美味しいもの食べれる・・と思ってしまうこともしばしばだが、ここは円で計算しても(また計算したんかいっ!?)納得のプライスだった!ただ、menuにやたらと日本のyuzuとかwasabiの文字を見かけた。私が食べたエビのなんとか焼きってのも、「うわぁ~美味しい♪」っと思ったら、なんとしょうゆ味(苦笑)。きっとシェフが親日家か日本にきたことがあるのだろう。う~ん、おいしいけど、わざわざストラスブールにきてまで食べるものではなかったかなぁ・・というのが正直なところ。。。
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1日目 Japon→Paris→Strasbourg
http://petitjour.exblog.jp/10594095/
2009-07-11T20:04:34+09:00
2009-07-11T20:04:34+09:00
2009-07-11T20:04:34+09:00
blanc_pj
2008冬 アルザス&パリ旅行
もうかなり記憶がなくなってるけど・・・やっぱり日記書かないと旅が終わらないから。
時間は自ら作るべしっ!よし、書き上げるぞ!!
出発前日、ダンナが会社から帰ってきたのは午前2時。前日っていうか当日になっていた。それから準備したりして結局寝たのは4時頃。6時には起きなきゃいけないのに・・・。でも、前日までダンナの仕事の都合で、一人で行かなきゃかも・・・って状況だったから、2人一緒に出発できるだけでも感謝しなきゃ。(でも今思うと一人旅でもよかったな。。なんて思ったりして!!)
せっかくの出発なのに、雨が降っている。近所のホテルからリムジンバスに乗るために歩いて向かうも、スーツケースが雨で濡れてしまった。空港に着いてマックで朝食をとる。搭乗後、1時間ぐらいで食事が出るから軽めの食事。JAL405便でいざパリへ!機内食は3回、1回目がチキン、2回目がツナペストリー、3回目がグラタン・・・・どれもびっくりするほどまずかった。。最近機内食が美味しくて、いつも完食してたのに・・・こんなことならマックでがっつり食べておくべきだった。2時間しか寝ていないのに、飛行機に乗ると大好きなシャンハイというゲームに夢中になってしまい、ほとんど眠ることなくパリについてしまった。
パリで乗り継ぎ今日の目的地、ストラスブールまでまた飛行機に乗る。CDG空港ではフランス国内便専用の2Gというターミナルができたばかりで、情報があまりなく乗り継ぎ時間が1時間ちょっとだったので、正直無事に乗り継ぎできるか心配でしかたなかった。実際、2GターミナルができてからはJALでは最低乗継時間を2時間としており、ターミナルができる前に発券してしまった私は、2時間どころか1時間半もない。もしも予約した便に乗れなかった時にうまく対応できるか心配で自然と足早になってしまう。そんな傍から、うちのダンナときたらっ(怒)、やれトイレだ、お腹がすいただと人の気持ちを察することもない。このやろぅ~!!と思う反面、今回に限ったことではないけど、自分が引っ張っていかないと・・とか、自分の企画した旅行をトラブルなく遂行することに重きをおきすぎて、その瞬間瞬間を心の底から楽しんでいるかな・・・と自問してしまった。せっかくフランスにまできてるんだからもっとのんびり行こうぜっ!ちょっとぐらい計画どおりに行かなくてもいいじゃんっ!と思った出来事だった。2Gターミナルに向かう途中、パスポートコントロールを通過。日本人だからなのか、パスポートを見られることもなく素通りだった(結局、ストラスブールでも入国審査なしだった)。急いだおかげ&事前のイメトレのおかげで無事に30分前には2Gターミナルに到着。思ったよりも大きなターミナルだ。中に入ると、部屋がライムグリーンと茶でコーディネートされていて、さっすがフランス、オシャレだなぁ・・と感心してしまう。
1時間後、ストラスブールに到着。自分達がかなり無理なトランジットをするのでロストバゲッジの可能性大だなぁ・・・と、一泊分の下着と洗面道具は手荷物にしていたが、目の前で悲しくもターンテーブルが止まってしまった・・・。「あ~やっぱりね・・・・」とちょっとヘコんでると、係員のおじさんが「日本から来たの?たぶん、あっちのターンテーブルだよ。」と遠くを指差して教えてくれた。ナニ!?そんな表示、どこにもないじゃないっ。おじさんの言うとおり、全然違うところで寂しく私達のスーツケースがまわっていた。でも無事に一緒に飛行機に乗れたんだね、よかったよかった♪
市内へ向かうバスもあったらしいが、疲れていたのでタクシーで大聖堂前のホテルまで。タクシー代は32ユーロ。ホテルからだいぶ離れたところで降ろされたし、なんだか遠回りしたようにも思えたし・・ボラれたかと思ったけど、大聖堂の前は明日からのマルシェ・ド・ノエルの準備でごった返していて、ホテル前までは車が入れるような場所ではなかった。親切にも、重いスーツケースを2つも転がしてくれて、ホテルの目の前まで連れて行ってくれた。なんだーすっごいいい人じゃない♪一度でも疑ったりしてごめんなさい。。
ホテルにチェックイン後、マルシェ・ド・ノエルの前夜祭?のようなものをやっていたので、見物に出かける。極寒かと思ったけれど、そんなに言うほど寒くない、東京の1月くらいのイメージか。
dinerはたまたま見つけて、人で賑わっていたPfifferbriaderというWinstubへ。ウインスチュブというのはアルザス版ビストロの名称だ。中に入ってみるとラスト1席、お店の雰囲気もアルザス風で、アルザスに着たんだ~~♪って気分を一層盛り上げてくれる。さてさて、アルザス名物を食べようじゃないか、ということでベッコフ、ストラスブールサラダ、ビールを注文。ベッコフはアルザス判肉じゃがのようなもので、牛、豚、羊の肉とじゃがいも、にんじん、タマネギをアルザスのワイン、リースリングと塩、ハーブで漬け込み、その後オーブンで焼いた名物料理だ。スフレンハイム焼のお鍋もとってもかわいらしく、う~ん、いい香りっ・・・・・はしないけど、気を取り直して一口食べてみると・・・・う~まずいっ!肉じゃがと同じような食材を使っているのに・・・・こんなに味のないごはんを食べたのは初めてってぐらい、ある意味衝撃だった(苦笑)。ストラスブールサラダは、グリーンよりも細切りしたチーズ(何のチーズかは不明)の方がてんこ盛りで、こちらも一口食べてごめんなさい・・というものだった。ん~今回のお食事は惨敗!誤解がないように付け加えておくと、ベッコフが全て美味しくないというのではなく、たまたま私達が行ったお店がイマイチだったんだろう。ま~もう一度ベッコフを注文する勇気がなかったからなんとも言えないんだけどっ・・・。
どなたかのブログで、旅先でのお食事のレシートを載せてる方がいたのでマネてみた。レシートなんて捨てちゃうし、でもあとでいくらぐらいのごはん食べたのかな・・と思い返すのにも、旅の記録としてもbonne ideeだ!]]>
アルザス旅行 スケジュール
http://petitjour.exblog.jp/9602859/
2009-02-13T22:54:20+09:00
2009-02-13T22:55:24+09:00
2009-02-13T22:55:24+09:00
blanc_pj
2008冬 アルザス&パリ旅行
早く書かないとなぁ・・・とは思っていたものの、一度書き始めると時間かかるし・・・と二の足を踏んでいたけど、やっぱりあとでふりかえって思い出を楽しむためにも記録しておかなきゃ。
12月初旬にアルザスとパリへ旅してきました。
友人の結婚式やダンナの仕事の関係で、12月になってしまった今年の夏休み。(夏・・・?)
寒い12月にフランスへ行くのであれば、ノエルで賑わうアルザスに行きたい!
そしてパリオペラ座バレエの年末公演も必須!!
この2つが今回の旅の2大イベントです。
【旅のスケジュール】
11/28(金)
JAL405便 成田→パリCDG空港
AF7766便 パリCDG空港→ストラスブール空港
タクシーでホテルへ
ストラスブール泊
11/29(土)
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル散策
ストラスブール泊
11/30(日)
レンタカーでアルザスの村めぐり
ニーデルモルシュヴィールのメゾンフェルベールへ
リボーヴィルのマルシェ・ド・ノエル散策
リクヴィルのマルシェ・ド・ノエル散策
カイゼルスブルグ泊
12/1(月)
カイゼルスブルグのマルシェ・ド・ノエル散策
チュルクハイム散策
エギスハイム散策
コルマールのウンターリンデン美術館へ
コルマール泊
12/2(火)
コルマールのマルシェ・ド・ノエル散策
TGVでコルマール→ストラスブール→パリ東駅
パリ泊
12/3(水)
パリお散歩
オペラガルニエにて「ライモンダ」バレエ鑑賞(オレリー・デュポン出演の予定が・・・)
パリ泊
12/4(木)
パリお散歩
ナポレオンの棺を見にアンヴァリッドへ
パリ泊
12/5(金)
14時までパリお散歩
JAL406便 パリCDG空港→成田(12/6)
うちには一眼レフデジカメ1台とコンパクトデジカメ1台があります。旅行では、2人の写真をとってもらうのにコンパクトの方を渡してお願いする以外(盗まれそうだからというわけではなく、一眼レフでお願いするとたいていブレてしまうので・・・)ほとんど一眼レフしか使わないのでコンパクトデジカメの充電器は持っていかなかったのです。そしたら、なんとなんと旅行2日目にして一眼レフが壊れてしまったーーーーー!20回に一度シャッターがおりるぐらいの働きぶりです・・・・・。おそらく、飛行機でタオルに包むでもなく、エルベのうっすーいナイロンバッグに入れたまま、上の棚にのせてしまったため。今までは一応気を遣って足元に置いてたのに、今回は忘れるなんて、もーーバカバカっ(←自分の失態なのでダンナにあたることもできず・・・)。コンパクトデジカメもアルザスの最終日には充電がきれてしまい・・・トホホ。ブログを書こうと今写真を見直してみたら、まともな写真がほとんどないっ、がっくりですわ。にしても、場所をとるからと面倒くさがって充電器を持っていかなかったとは。もっと置いてくべきものがあったのに・・・大量に持っていったカイロとか、2枚重ねするかもと思って持っていったタイツとか・・・想像していたより寒くなかったんですよね、寒くないというと語弊があるかな?極寒ではなかった。昼間は氷点下になることはなく、夜でも-3度くらいなもの。
今回の教訓・・・・・充電器系はすべてスーツケースに入れていくべしっ!!!
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